不用品回収、粗大ゴミ処分、遺品整理なら神戸市のハンディー
ゴミ屋敷の片付けを検討しているものの、費用や業者選びに悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ゴミ屋敷の片付け費用の相場や事例5選をもとに、作業内容や金額の目安を分かりやすく解説します。
加えて、費用を抑えるためのポイントや信頼できる業者の選び方もお伝えします。
無駄な出費やトラブルを避け、納得できる片付けを実現するために、ぜひご活用ください。
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する際、把握しておきたいのが費用の相場です。
ここでは、以下の2点から、おおよその費用感を確認しましょう。
それぞれ詳しく見ていきます。
ゴミ屋敷の片付けにかかる費用は、部屋の間取りによって異なります。
以下は、遺品整理や不用品回収なども手がける「ハンディー」の料金例をもとにした費用相場です。
間取り | 費用相場(税込) |
1K | 4万9,500円~7万7,000円 |
1DK | 11万円~19万8,000円 |
2DK・2LDK | 18万7,000円~28万6,000円 |
3DK・3LDK | 26万4,000円~37万4,000円 |
4DK・4LDK | 35万2,000円~48万4,000円 |
5DK・5LDK | 44万円~57万2,000円 |
6DK以上 | 66万円~ |
上記料金は標準的な荷物量の場合の目安であり、物量や搬出状況、屋外の不用品の有無により変動します。
とくに一軒家に多い2LDK〜4LDKの住宅では、片付け費用として18万円〜50万円程度かかることも。
なお、オプション作業の有無や不用品の買取額によっても最終的な料金は前後するため、正確な費用は現地での見積もりを確認しましょう。
ゴミ屋敷の片付け費用は、間取りだけでなく「トラックの積載量」でも目安が示される場合もあります。
以下に、トラックの積載量別の費用相場をまとめました。
トラック種別 | 積載量目安 | 費用相場(税込) |
軽トラック | 段ボール25箱程度 | 5万円〜8万円 |
2tトラック | 段ボール50箱程度 | 10万円〜16万円 |
2t車1台分相当 | 18万円〜25万円 | |
4tトラック | 4t車1台・2t車3台以上 | 36万円~70万円 |
実際の費用は積み込む荷物の内容や作業人数、搬出環境などによって異なります。
4tトラックを要する規模になると、人件費や処分費が高額になりやすく、50万円を超えるケースもあります。
ゴミ屋敷の片付け費用は、おもに以下4つの項目に分けられます。
目安として、作業員1人あたり1日1万5000円〜2万円程度が相場です。
3LDKの物件を片付ける場合、3〜5人のスタッフが必要となり、1日あたり4万5,000円〜10万円程度の人件費がかかります。
不用品やゴミの量に応じて処分費が加算される場合や、搬出に使用する車両の種類によっても変動します。
家具や家電などリサイクル対象品が多い場合も、別途リサイクル料金が必要になるので、注意しましょう。
ここでは、専門業者「ハンディー」が対応した事例をもとに、間取りや状況別に実際の費用と作業内容を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう
神戸市北区緑町にて、アパート1階の1DK物件で実施されたゴミ屋敷清掃の事例です。
項目 | 内容 |
場所 | 神戸市北区緑町 |
作業スタッフ数 | 6名 |
作業時間 | 6時間 |
間取り | 1DK |
費用 | 71万5,000円(税込) |
住居として使用していない物件では、日常的な分別やゴミ出しが難しく、大量の生活ゴミが残された状況になります。
そのため、物量が予想以上に多くなり、作業人数や時間も増加する要因になります。
とくに住んでいない物件の片付けを自力で行うには限界があるため、早い段階で専門業者への依頼を検討しましょう。
出典:ハンディー
神戸市垂水区にある2LDKマンションの一室にて、長期間放置された子供部屋の片付けの事例です。
項目 | 内容 |
場所 | 神戸市垂水区 |
作業スタッフ数 | 3名 |
作業時間 | 2時間30分 |
間取り | 2LDKマンション一部 |
費用 | 18万7,000円(税込) |
長期間放置された場合、一部の片付けであってもホコリの堆積や設備の劣化により、作業負担が大きくなる傾向です。
不用品の回収に加えて清掃作業も必要となり、結果として費用が高くなるケースもあります。
出典:ハンディー
三木市にて、3DKのゴミ屋敷清掃が実施された事例です。
項目 | 内容 |
場所 | 三木市 |
作業スタッフ数 | 3名 |
作業時間 | 2時間30分 |
間取り | 3DK |
費用 | 13万2,000円(税込) |
荷物量自体は少ないため短時間で終了したものの、放置期間が長くなるほど、衛生リスクは高くなります。
ペット飼育歴のある住宅では、毛や糞尿の清掃に時間を要することも。
見積もりの際は、事前に状況を伝えておきましょう。
出典:ハンディー
神戸市東灘区渦森台にて、6LDK+庭付き一軒家のゴミ屋敷清掃事例です。
項目 | 内容 |
場所 | 神戸市東灘区 |
作業スタッフ数 | 12名 |
作業時間 | 3日 |
間取り | 6LDK+庭 |
費用 | 112万2,000円(税込) |
一軒家は部屋数が多いだけでなく、「収納スペースの中身の多さ」が作業難度を上げる要因となります。
とくに、袋詰めされた荷物が多い現場では、再仕分け・再梱包の手間がかかり、作業時間も長引く傾向にあります。
出典:ハンディー
神戸市中央区野崎町にて実施した、一軒家のゴミ屋敷清掃事例です。
項目 | 内容 |
場所 | 神戸市中央区 |
作業スタッフ数 | 21名 |
作業時間 | 2日半 |
間取り | 戸建て3室・ガレージ・床下・外回り |
費用 | 198万円(税込) |
液体類や床下収納があると、とくに運搬の難易度や清掃の手間が増します。
人員の増加や作業時間の延長により料金が上乗せになる可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。
ゴミ屋敷の片付け費用は、以下の条件によって変動します。
それぞれ費用が高くなる理由を解説します。
間取りの広さや階段での搬出、仕分けに時間を要する現場など、作業条件が厳しいほどコストが増える傾向です。
具体的には、以下の作業環境において費用が高くなる可能性もあります。
このような環境では作業時間が長引きやすく、作業員の人数×日数分の人件費が追加で発生しかねません。
事前に見積もり時に費用感を確認しておくと、トラブル回避にもつながるでしょう。
ゴミ屋敷の片付け費用は、単に量だけでなくゴミの種類によっても左右されます。
生ゴミや汚物は悪臭や害虫発生の要因であり、清掃や消毒の追加費用が発生するケースも少なくありません。
ガスボンベや薬品などの特殊廃棄物は、通常の処理場で受け入れできないことが多く、専門業者の介入も必要です。
さらに大型家具・家電の搬出は手間がかかるうえ、リサイクル処分費が発生するケースも。
ゴミの内容によっては、通常よりも手間や専門対応が必要となり、費用が上乗せされるケースもあるため、注意しましょう。
ゴミ屋敷の片付けでは、室内の状況に応じて消臭・除菌、害虫駆除、ハウスクリーニングなどの追加作業が必要になる場合もあります。
「ハンディー」では以下のようなオプション作業も、片付けとあわせて依頼できます。
たとえば、エアコンの異臭対策や庭まわりの管理が必要な場合でも、まとめて対応可能です。
ゴミ屋敷の片付けは、自力で行うには大きな負担がかかる作業のため、専門の業者に依頼すれば、以下のメリットが期待できます。
それぞれ詳しく解説します。
ゴミ屋敷の片付けを個人で行う場合、片付け・分別・運搬などに多くの時間を要し、数日〜数週間かかる場合もあります。
一方、専門業者へ依頼すれば、複数名のスタッフが同時に作業を行うため、効率的な対応が可能です。
たとえば、1K程度の物件なら1~3時間、3LDK規模でも半日~1日程度で完了するケースがあります。
プロの手による分別・搬出は効率的で、必要な道具や搬出車両も完備しているため、時間ロスが発生しにくいでしょう。
ゴミ屋敷では、長期間にわたって放置された生ゴミや汚物、害虫の発生などにより、通常の清掃では対応できない場合もあります。
このようなケースでは、除菌・消臭・害虫駆除・脱臭作業などを含む「特殊清掃」が必要です。
特殊清掃も一括で対応可能な専門業者に依頼すれば、効率的に清掃作業が完了します。
片付けから原状回復までをワンストップで依頼できる点は、専門業者ならではのメリットといえるでしょう。
ゴミ屋敷の片付けでは、すべての物が廃棄対象になるわけではありません。
状態のよい家具・家電・ブランド品・貴金属・ホビー用品など、一部の不用品は買取対象となる可能性があります。
片付けと同時に買取査定に対応している業者であれば、回収した品の査定額を作業費用から差し引いた料金を提示してもらえます。
不用品が多い場合は、リユースやリサイクルに強い業者がおすすめです。
ゴミ屋敷の片付けには、大量の廃棄物が発生します。
適切に処理するには、法律に基づいた廃棄物の取り扱いが不可欠です。
一般廃棄物収集運搬の許可を有する業者や、適正な処理業者と提携している業者であれば、法令に沿って適正な処理も可能です。
一方で、無許可の業者に依頼してしまうと、不法投棄などの違法行為に荷担してしまう可能性もあります。
最悪の場合は依頼者自身も罰則の対象になるリスクがあるため、十分注意しましょう。
業者によっては、仕事が忙しく時間も取れない方や、遠方に住んでいて現場に行けない家族など、現地に足を運べない場合でも依頼できる可能性があります。
具体的な流れとしては作業前に鍵を預け、片付けから完了報告までを一任する形が一般的です。
作業終了後には、写真付きで報告を受けられるサービスもあります。
立会い不要プランは、忙しくてもスムーズに片付けを進めたい方にとって有効な選択肢です。
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する際は、一連の流れの把握が安心・納得につながります。
おもな作業の流れは、以下のとおりです。
作業の流れ | 詳細 |
1.問い合わせ・相談 | 電話やWebフォームなどから、現場状況や依頼内容を伝えて相談を行う |
2.現地訪問・見積もり | 担当者が現地を訪問し、間取り・ゴミの量・搬出経路などを確認して正式な見積もりを提示する |
3.作業日の決定・事前準備 | 見積内容に納得できれば契約を交わし、作業日を確定する必要に応じて、鍵の預かりや作業同意書などの準備も行う |
4.片付け作業の実 | 当日は作業員が仕分け、搬出、処分などを迅速に実施する希望に応じて、オプション(清掃・害虫駆除・買取など)も同時対応が可能 |
5.作業完了・確認 | 作業終了後に仕上がりを確認し、問題がなければ作業完了となる立会い不要プランの場合は、作業後に写真報告が行われることもある |
業者によっては即日対応が可能ですが、繁忙期や作業規模によっては対応までに数日要する場合もあります。
作業当日に追加費用が発生するケースを避けるためにも、事前の現地見積もりで作業範囲や料金の確認をしましょう。
以下の3つのケースは、追加費用も発生しやすいため注意が必要です。
それぞれ見ていきましょう。
冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビなどの家電は、「家電リサイクル法」に基づいて適切な処分が必要です。
1台ごとにリサイクル料金と収集運搬費が発生し、冷蔵庫1台につき5,000円前後の費用が追加されます。
ガスボンベ・スプレー缶・蛍光灯・電池など、処理方法に制限のある廃棄物も別途料金がかかる場合もあります。
特殊品目が複数点含まれている場合、想定以上に処分費用が高額になる可能性もあるため、注意しましょう。
ゴミ屋敷の片付けでは、建物の構造や立地条件も作業効率に影響します。
とくにエレベーターのない高層階のマンションやアパートでは、すべての荷物を階段で搬出しなければなりません。
以下のような現場では作業効率が低下し、追加の人件費や運搬コストも発生します。
搬出経路の状況が作業効率や費用に影響するため、見積もり時に搬出条件を確認しましょう。
特殊清掃とは、体液・汚物・害虫・強い悪臭など、一般的な清掃では対応できない汚れを専門薬剤・機材で除去する作業を指します。
長期間放置されたゴミ屋敷では、ゴミの腐敗や水漏れなどにより害虫・害獣が発生している場合もあります。
おもな作業内容と料金相場は、以下のとおりです。
作業内容 | 費用相場(税込) |
床上清掃 | 3万円~ |
浴室清掃 | 3万円~ |
害虫駆除 | 1万円~ |
オゾン脱臭 | 1日あたり3万円~ |
間取り別の費用目安では、1LDK〜3LDKで13万円~50万円、4LDK以上では、20万円~70万円かかるケースもあります。
ここでは、無駄な出費を避けるために意識すべき5つのポイントを紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
ゴミ屋敷の片付け費用は、業者ごとに料金体系やサービス内容も異なります。
複数社から見積もりを取れば、費用相場を把握できるだけでなく、不明瞭な追加料金や不要なオプションの有無も比較できます。
現地見積もりを無料で行っている業者を選べば、費用をかけずに比較検討が可能です。
業者によっては、他社の見積もり内容をもとに価格調整に応じてくれるケースもあるでしょう。
ゴミ屋敷の片付け費用は、不用品の量や種類によって左右されます。
家庭ゴミとして処分可能な衣類や紙類、ペットボトルなどは事前に自分で処分しておけば、コスト削減につながります。
市区町村の粗大ごみ回収や家電リサイクル制度を活用すれば、一部の家具・家電も低コストで処分可能です。
減らせる範囲で不用品を整理しておけば、見積もり額が下がるだけでなく、作業もスムーズになるでしょう。
家の中に家具・家電・ブランド品・貴金属など市場価値のある品が含まれている場合、業者によっては査定・買取に応じてくれる場合があります。
査定額が作業費用から差し引かれるため、全体のコストを抑えることが可能です。
とくに年式の新しい冷蔵庫や洗濯機、状態のよいブランド家具などは、高額買取が期待できるケースもあります。
引っ越しシーズンの3月~4月や年末年始、長期休暇の直前は依頼が集中しやすい時期です。
繁忙期はスタッフやトラックの確保が難しくなるため、割増料金の発生や予約の取りづらさにもつながります。
需要の落ち着く5月~6月や10月~11月などの閑散期を狙うと、比較的リーズナブルに依頼できる可能性があります。
日程に余裕をもたせ、希望日を複数提示しておくとよいでしょう。
見積もり時と実際の作業内容に相違があると、追加料金の発生につながるおそれもあります。
「分別作業が含まれていると思っていた」など、事前の認識違いによるトラブルは少なくありません。
そのため、契約前に作業範囲・対応内容・オプションの有無などを細かく確認し、書面に明記してもらいましょう。
契約前に不明点をクリアにしておけば、無駄なコストやトラブルを回避できます。
信頼できる業者を選べば、費用面だけでなく作業の質やトラブル回避にもつながります。
以下4つのポイントを確認しましょう。
それぞれ見ていきます。
無許可の業者に依頼すると、不法投棄や違法処理につながるリスクがあります。
依頼者側も罰則の対象になるおそれがあるため、注意しなければなりません。
とくに一般家庭から出るゴミの処理は「一般廃棄物収集運搬業」の許可や提携先が必要です。
許可番号や自治体の登録状況をホームページや見積書で事前に確認しましょう。
収集・運搬から処分までを一貫して行う業者であれば、中間業者を挟まずコスト面でも安心です。
見積もりの内容が不明瞭な場合、後日追加費用を請求されるトラブルにつながるおそれがあります。
とくに当日になって想定外の高額請求を行う業者には、注意が必要です。
見積り内容に人件費・処分費・車両費・オプション費などの項目が明確に記載されていれば、作業内容と費用の整合性を把握しやすくなります。
追加料金が発生する条件についても、事前確認のうえで見積書に明記してもらうと安心でしょう。
ゴミ屋敷の中には悪臭や害虫の発生により、片付けだけでなくオゾン脱臭や除菌作業、害虫駆除などの特殊清掃が必要となるケースもあります。
衛生リスクの高い作業には、専門的な知識と設備が求められるため、対応実績のある業者への依頼が不可欠です。
特殊清掃・害虫駆除まで対応できる業者を選べば、複数業者に依頼する手間や費用を抑えられるでしょう。
ゴミ屋敷の片付けは、通常の不用品回収とは異なり、高い専門性と対応力が求められます。
そのため、多数の現場を手がけてきた「実績豊富な業者」を選ぶことが重要です。
依頼前に具体的な施工事例(ビフォーアフター写真)や作業実績を確認しておくことで、業者の信頼性を見極められます。
利用者の口コミや評判もあわせてチェックすることで、安心して任せられる業者を見つけやすくなるでしょう。
ゴミ屋敷の片付けは、想像以上に手間と時間がかかり、精神的・体力的な負担も大きくなりがちです。
状況によっては、害虫・悪臭・カビ・重い家具の搬出など、個人では対応が難しいケースも少なくありません。
一方、専門業者に依頼すれば、迅速かつ安全に片付けが進み、清掃・分別・処分・買取・特殊清掃までワンストップ対応が可能です。
「ハンディー」では、実績豊富なスタッフが多数在籍。
地域ごとの細やかな対応と、分かりやすい料金体系が強みです。
過去の清掃事例も豊富に公開しています。
ゴミ屋敷の片付けでお困りの方は、まずはお気軽に「ハンディー」までご相談ください。
この記事の監修者
株式会社舞子ホームサービス 代表取締役
プロフィール
2002年、現法人の礎となる個人事業を立ち上げ、不用品回収や遺品整理などのサービスをスタート。
2006年 株式会社舞子ホームサービス 設立