神戸市の遺品整理業者完全ガイド｜おすすめ13社・費用・トラブル対策も解説

神戸市で遺品整理を検討している方の中には、業者選びや費用面で不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、神戸市でおすすめの遺品整理業者13社を厳選し、費用相場や特徴を一覧で比較できるようにまとめています。

加えて、業者選びで注意すべきポイントやトラブルを避けるための対策も解説します。

遺品整理が初めての方でも迷わず進められるよう、業者選びの指針としてお役立てください。

神戸市で優良な遺品整理業者を見極める5つのポイント

神戸市で優良な遺品整理業者を見極めるには、以下5つのポイントを押さえましょう。

1. 一般廃棄物収集運搬業許可を持つ
2. 地域密着で実績が豊富にある
3. 遺品の取り扱いに配慮している
4. 見積もりや説明が明確である
5. 供養・買取など付加サービスに対応している

それぞれ解説します。

一般廃棄物収集運搬業許可を持つ

遺品整理では大量のごみや不用品を処分するため、法令に基づいた廃棄処理が不可欠です。

神戸市内で家庭系のごみを運搬・処理するには、「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要です。

許可を持たない業者に依頼すると、不法投棄などの違法行為に巻き込まれるリスクもあります。

ただし、遺品整理業者自身が許可を持っていない場合でも、許可を保有する一般廃棄物業者と正式に提携していれば問題ありません。

信頼できる業者かを見極めるためにも、許可の有無や提携状況を事前に確認しておきましょう。

地域密着で実績が豊富にある

神戸市で安心して依頼できる遺品整理業者は、地域に密着して継続的に実績を重ねている点が特徴です。

たとえば「ハンディー」は、創業以来10年間クレームゼロという信頼性の高い実績があります。

2025年7月末時点でのGoogleクチコミでは、平均評価4.9・口コミ件数422件を記録しており、兵庫県内でも高水準の評価を得ています。

地域限定でサービスを展開しているからこそ、顧客一人ひとりに丁寧な対応ができるのも強みの1つです。

遺品の取り扱いに配慮している

遺品整理では、ご遺族の気持ちに寄り添った対応が求められます。

形見や思い出の品を丁寧に扱わない業者に依頼すると、精神的な負担やトラブルの原因になりかねません。

優良な業者は遺品を単なる廃棄物とみなさず、一つひとつ確認しながら作業を進めます。

作業員が礼儀正しく、供養の必要がある品物への配慮があるかも、事前の相談や口コミで確認すると安心です。

見積もりや説明が明確である

優良な業者は「基本作業費」「人件費」「車両費」「処分費」などが明記された見積書を発行します。

作業前の現地訪問見積もりを無料で行い、その場で丁寧に説明してくれる対応も信頼性の指標となります。

一方で「見積もりは当日でOK」「〇〇円～とだけ提示」などの業者には注意が必要です。

契約時に説明されていないオプション費用（供養費・清掃費・階段作業料など）が、後から加算されるケースもあります。

事前に「総額」「追加料金の発生条件」を書面で確認しましょう。

供養・買取など付加サービスに対応している

遺品整理を依頼する際は、整理作業だけでなく、心の負担にも配慮した付加サービスに対応しているかも重要です。

たとえば、仏壇・位牌・人形などの遺品を、寺院と連携して供養してくれる業者であれば、精神的な安心感が得られます。

ブランド品や未使用家電などを対象に、専門査定士による買取サービスがあれば、複数業者への依頼が不要になり手間も軽減できます。

買取金額を整理費用に充てられる点も大きなメリットであり、付加サービスの充実度は業者選びの重要な指標です。

神戸市の遺品整理業者一覧表｜2025年最新版

神戸市で信頼できる遺品整理業者を、次章で紹介するおすすめ13社に絞って一覧でまとめました。

表示されている料金は一例であり、実際には作業の規模や内容に応じて変動します。

即日対応や見積もりの有無だけでなく、各業者のサービス品質や柔軟性も確認しておくと安心です。

神戸市の遺品整理業者おすすめ13選

ここでは、神戸市の遺品整理業者で評価が高く、安心して依頼できる13社を紹介します。

1. ハンディー（Handy）
2. Crysta（クリスタ）
3. 遺品整理プロスタッフ
4. セーフティ
5. GOOD　CLEAN（グッドクリーン）
6. パートナーズ
7. すたーとらいん
8. エース
9. スッキリン
10. リセット！
11. クリーンエイト
12. 関西エコリサイクル
13. クリーンケア

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ハンディー（Handy）

出典：ハンディー

「ハンディー」は、Google口コミで評価4.9という兵庫県内トップクラスの高評価を、獲得しています。

遺品の中で価値ある品は専門スタッフが査定を行い、買取で整理費用の軽減にもつながります。

仏壇・人形などの合同供養にも対応しており、気持ちの整理をつけたい方にも適しているでしょう。

Crysta（クリスタ）

出典：Crysta（クリスタ）

遺品整理士や女性スタッフが在籍し、丁寧かつきめ細やかな対応が特長です。

不在時の対応も可能で、他社にない利便性と丁寧さが高く評価されています。

遺品整理プロスタッフ

出典：遺品整理プロスタッフ

ご遺族に寄り添った丁寧な作業とマナーを徹底し、追加料金なし・業界最安値への挑戦を掲げています。

最短60分の現地訪問や365日即日対応も可能で、急な依頼にも対応可能です。

セーフティ

出典：セーフティ

自社の豊富なトラック保有台数と、熟練スタッフによる迅速対応が強みです。

処分費用を抑える独自のリサイクルシステムや高価買取も実施しており、費用をなるべく抑えたい方にも適しています。

GOOD　CLEAN（グッドクリーン）

出典：GOOD　CLEAN（グッドクリーン）

業界最安値に挑戦しながら、利用者の要望に応じた最適プランを柔軟に提案する遺品整理業者です。

価格の明確さ・仕分けと買取による費用軽減など、コスパ重視かつ柔軟な対応を求める方におすすめの業者です。

パートナーズ

出典：パートナーズ

兵庫・大阪エリアを中心に、急なご不幸にも対応可能な迅速かつ丁寧な遺品整理サービスを提供しています。

現地まで無料で出張見積もりを行い、リサイクルや処分の仕分け作業もすべて代行が可能です。

すたーとらいん

出典：すたーとらいん

不用品1点からゴミ屋敷の片付け・空き家整理・遺品整理まで幅広く対応し、高価買取で処分費を抑えられるのが強みです。

女性スタッフも在籍しているため、女性利用者にも安心感があります。

エース

出典：エース

現地の荷物量や作業状況に応じた柔軟な見積もりと、高価買取によるコスト削減が強みです。

仏壇の供養やエアコン撤去などの無料オプションも充実しており、安心して依頼できるでしょう。

スッキリン

出典：スッキリン

遺品整理から特殊清掃、ゴミ屋敷対応、不動産整理までワンストップで対応できる総合力が魅力です。

創業27年の信頼と300社以上のネットワークを活かし、迅速・丁寧なサービスを最安値で提供しています。

リセット！

出典：リセット！

地域密着で最短30分の即日対応や女性スタッフの在籍、遺品整理士による真摯な対応が評価されています。

おそうじ本舗と連携したハウスクリーニングもセットで依頼も可能です。

クリーンエイト

出典：クリーンエイト

建物解体やリフォーム時に発生する廃材の回収にも対応しており、個人から法人まで幅広い依頼に対応可能です。

光触媒を活用した除菌・抗菌サービスも提供しており、衛生面にもこだわっています。

関西エコリサイクル

出典：関西エコリサイクル

即日対応可能で、見積もりから作業完了まで自社一貫対応が可能です。

経験豊富な遺品整理士が在籍し、貴重品の探索から合同供養まで、ご遺族の心に寄り添った対応が強みです。

クリーンケア

出典：クリーンケア

ヒアリングシートによるきめ細やかな対応と、すべて込みのパック料金が特長の遺品整理業者です。

強い臭いや汚れにも対応可能で、消臭・除菌作業も行える高い専門性もあります。

神戸市の遺品整理業者選を依頼する場合の流れ｜6ステップ

神戸市で遺品整理業者を利用する際は、依頼する流れを把握しましょう。

1. ステップ1｜業者の情報収集と比較検討を行う
2. ステップ2｜問い合わせ・現地見積もりの依頼
3. ステップ3｜サービス内容と費用の説明を確認する
4. ステップ4｜契約・作業日の調整を行う
5. ステップ5｜作業当日の立ち会いと最終確認
6. ステップ6｜作業完了・支払い・報告の受け取り

それぞれ解説します。

ステップ1｜業者の情報収集と比較検討を行う

まずは複数の遺品整理業者の情報を集め、料金やサービス内容、口コミ評価などを比較検討しましょう。

比較検討時にチェックしたいおもな項目は、以下のとおりです。

• 基本料金
• 出張・見積もり費用の有無
• 一般廃棄物収集運搬業などの許可取得状況
• 対応エリアと対応スピード（即日対応の可否など）
• 過去の作業実績・対応件数
• 供養・買取・特殊清掃など付加サービスの有無
• 契約書・見積書の発行と説明の丁寧さ

1社だけに絞るのではなく、2〜3社以上を比較すれば、相場感やサービスの違いが見えてくるでしょう。

ステップ2｜問い合わせ・現地見積もりの依頼

候補となる業者が絞れたら、問い合わせて見積もりを依頼しましょう。

たとえば「ハンディー」では、LINEによる写真送信だけで簡単に見積もり依頼が可能です。

電話・メール・ホームページなどでも受付けているほか、現地訪問による無料見積もりを実施している業者も多くあります。

正確な作業内容や処分量を把握するためにも、現地での見積もりには立ち会うのが理想的です。

ステップ3｜サービス内容と費用の説明を確認する

作業内容の欄には、清掃・解体・運搬のほか、供養や買取への対応状況が書かれているかをチェックするようにしましょう。

「作業員の人数」「作業時間」「処分量と単価」なども明記されていれば、料金の根拠が明確になります。

以下のような質問を見積もり時に行うと、トラブル回避につながります。

• 見積もり額以外に追加費用が発生するケースはあるのか
• 処分費や人件費はすべて含まれているのか
• 作業時間が延びた場合、追加料金はかかるのか

不明確な説明のまま契約すると、あとから追加料金が発生する可能性もあるので注意しましょう。

ステップ4｜契約・作業日の調整を行う

サービス内容と費用に納得できたら、正式に契約を交わします。

契約書を交わす際には、以下のような内容が明記されているかを必ず確認しましょう。

• 作業範囲（対応する部屋・対象物の明記）
• 総費用と内訳（基本料・追加料・オプションなど）
• 支払い方法（現金・振込・クレジットカードなど）
• キャンセルや日程変更時の手数料・対応条件
• 作業時の立ち会い要否や、鍵の預かり対応可否

契約書の内容をよく確認し、不明な点があれば説明を求めましょう。

契約が完了したら希望日や作業時間の調整を行い、作業当日までのスケジュールを確定させます。

ステップ5｜作業当日の立ち会いと最終確認

作業当日は可能な限り現場に立ち会い、作業の流れや搬出品の確認を行いましょう。

処分や買取、供養の対象となる品がある場合は、事前に業者と内容をすり合わせておけば、誤って処分されるリスクを避けられます。

立ち会いが難しい場合でも事前に指示書を渡す、作業中の写真報告を依頼するなどの対応をお願いすると安心です。

ステップ6｜作業完了・支払い・報告の受け取り

作業完了後は、仕上がりを確認したうえで代金を支払います。

現金払いのほか、クレジットカードや振込に対応している業者もあります。

作業完了後は、清掃状況や搬出品が残っていないかの確認が大切です。

写真付きの作業報告書がある場合は、作業前後の状態を比較しながらチェックするとよいでしょう。

疑問点や不安な点は、その場でスタッフに説明を求めれば、トラブルの早期解決につながります。

遺品整理業者によくあるトラブル｜5つの事例

遺品整理を依頼する際、業者との間で思わぬトラブルに発展するケースがあります。

ここでは、実際に起こりやすい5つの事例を紹介します。

1. 事例1｜事前見積もりがなく高額な料金を請求された
2. 事例2｜無許可業者による不法投棄トラブル
3. 事例3｜処分しないようにと頼んだ物を勝手に処分された
4. 事例4｜解約を申し出たら高額なキャンセル料を請求された
5. 事例5｜契約したのに作業が始まらないので解約したい

それぞれの内容を順に見ていきましょう。

事例1｜事前見積もりがなく高額な料金を請求された

引っ越しや家の整理、遺品整理に伴う不用品の回収に関するトラブルが神戸市消費生活センターに寄せられています。

実際の事例は、以下のとおりです。

当日になって予想外の高額料金を提示して強引に判断を迫る業者もいるため、注意が必要です。

依頼者側が時間的な余裕を持っていないと、冷静な判断ができず了承してしまう傾向にあります。

事例2｜無許可業者による不法投棄トラブル

遺品整理で発生した廃棄物を適切に処理せず、不法に投棄する事件が神戸市内で実際に発生しています。

神戸新聞NEXTによると、2025年1月、神戸市東灘区の岸壁から布団や衣類など約178キロの廃棄物を海に投棄したとして、20代の男性2人が廃棄物処理法違反などの疑いで逮捕・送検されました。

2人は業者としての許可を持たず、個人的に遺品整理を請け負っていたと見られています。

無許可の業者に依頼してしまうと、依頼者が意図せず関与していたとしても、処罰や民事上の責任を問われる可能性があります。

不用品の回収を依頼する際は、自治体の許可（一般廃棄物収集運搬業など）を有する業者であるかを、必ず事前に確認しましょう。

事例3｜処分しないようにと頼んだ物を勝手に処分された

実際に国民生活センターへ寄せられた相談は、以下のとおりです。

依頼者の意図が作業員全員に正確に伝わっていないことが原因です。

そのため、特定の担当者に口頭で伝えただけでは情報が共有されず、誤廃棄につながるリスクがあるので注意が必要です。

事例4｜解約を申し出たら高額なキャンセル料を請求された

以下のように、ほかにも国民生活センターへ寄せられた相談があります。

契約書にキャンセルポリシーが明記されていない、説明が口頭のみだった場合に多く発生しています。

遺品整理は高額になりやすいため、キャンセルによる損失補填を理由に高額請求がなされる可能性もあるでしょう。

事例5｜契約したのに作業が始まらないので解約したい

以下の事例も国民生活センターへ寄せられた相談です。

「今決めれば安くなる」などの即決を促す営業トークにより、十分に検討する前に契約したことが原因です。

とくに大切な家族を亡くした直後は、判断力が鈍っていることもあり、冷静な確認が疎かになりがちです。

作業日の記載が「今月末まで」と曖昧だったり、具体的なスケジュールが不明確なまま契約を交わすと、トラブルになりかねません。

違約金やキャンセル規定が書かれていても、業者が十分に説明していないケースも見られます。

遺品整理業者とのトラブル解決策

遺品整理をめぐるトラブルが発生した場合でも、慌てずに段階的な対応を行いましょう。

ここでは、具体的な4つの対応策を紹介します。

1. 契約内容と見積書を再確認する
2. 業者に直接状況を説明・交渉する
3. 第三者機関に相談する
4. 証拠（書面・写真・録音）を残しておく

それぞれのポイントを見ていきます。

契約内容と見積書を再確認する

契約書や見積書には、作業内容・料金・支払い方法・キャンセル規定などが明記されているはずです。

とくにキャンセル料のトラブルを防ぐためには、以下項目の事前確認が重要です。

• 契約書または見積書にキャンセル料の有無・金額・発生日が明記されているか
• 「契約日から何日前までなら無料キャンセル可能か」を業者に確認しておく
• 口頭での説明に頼らず、書面で条件を残してもらう
• 契約書を交わす前に、ほかの業者との相見積もりを済ませておく

契約書や見積書といった書類は、交渉や相談時における重要な証拠となるため、必ず手元に保管しておきましょう。

業者に直接状況を説明・交渉する

契約内容に不備がなかったとしても、実際の対応や金額に納得できない場合は、業者へ直接説明と交渉を行います。

この段階で解決できるケースもあるため、感情的にならず、冷静に状況と要望を伝えて直接のやり取りを試みましょう。

事実関係を明確にしながら「契約と異なる内容であること」など、具体的な点をあげて説明すると、業者側が再確認しやすくなります。

第三者機関に相談する

業者との交渉で解決に至らない場合は、以下の第三者機関へ相談しましょう。

以下は、遺品整理や不用品回収に関するトラブルで相談できるおもな第三者機関です。

自身だけで解決が難しい場合は、早めに専門機関の助けを借りることが重要です。

証拠（書面・写真・録音）を残しておく

トラブル解決においては、証拠の有無が大きな判断材料です。

契約書や見積書などの書面だけでなく、作業前後の写真や、業者とのやり取りの録音データも重要な証拠となります。

とくに口頭での説明があった場合は、メモを残すか、同意を得たうえで録音しておくと、後日の確認に役立ちます。

証拠は交渉や相談の際に客観的な資料として使えるため、必ず記録として保管しておきましょう。

神戸市の遺品整理業者の料金相場

神戸市での遺品整理の料金相場は、以下のとおりです。

上記は標準的な状況の相場であり、作業内容や物量、追加サービスの有無によって費用は変動します。

とくに供養や特殊清掃、遠方対応、エレベーターのない物件などは追加料金が発生する場合もあります。

正確な金額を把握するには、現地での無料見積もりを依頼するのがおすすめです。

遺品整理業者の費用を抑えるコツ

ここでは、無理なく実践できる費用削減の3つのポイントを紹介します。

1. 事前にできるだけ自分で仕分けする
2. 不用品の買取サービスを利用する
3. 不要なオプションを外す

それぞれ見ていきましょう。

事前にできるだけ自分で仕分けする

遺品整理の費用は、作業量と作業時間に比例して高くなる傾向にあります。

そのため、事前に家族で貴重品や思い出の品などを仕分けておけば、業者の作業負担を減らし、コスト削減につながります。

段ボールやゴミ袋などを活用して「残す物」「処分する物」を区別しておくと、作業の効率も向上するでしょう。

立ち会いが難しい場合でも、明確な指示があれば不要な追加確認も発生しづらくなります。

不用品の買取サービスを利用する

遺品の中には、価値のある品が眠っていることも少なくありません。

たとえば、遺品整理業者「ハンディー」では、遺品整理と並行してブランド品や家電などの買取サービスにも対応しています。

専門スタッフが丁寧に査定し、適正価格での買取が可能なため、費用負担の軽減が期待できます。

事前に買取対象品の有無を確認し、見積もり時に査定を依頼しておくと安心です。

不要なオプションを外す

遺品整理業者によっては、供養・リフォーム紹介など、さまざまなオプションサービスが付属しているケースもあります。

内容をよく確認し、自分に不要なサービスが含まれていないか精査しましょう。

オプションサービスは便利ですが、すべて利用すると費用がかさむ原因になりかねません。

業者によっては複数のサービスが一括になった「パック料金」を提示する場合もあります。

供養・清掃・リフォームなど、あらかじめ希望する対応と不要な対応をリスト化しておくのもよいでしょう。

神戸市の遺品整理業者のおもなサービス内容6選

遺品整理業者によって必要なサポート内容は異なるため、各提供サービスの事前把握が大切です。

ここでは、代表的な6つのサービス内容を紹介します。

1. 遺品整理
2. 遺品の供養
3. 遺品の買取
4. 特殊清掃
5. 遺産相続のご相談
6. 空き家の解体サポート

それぞれ見ていきます。

遺品整理

亡くなった方の家財や生活用品を仕分け・搬出・処分する基本サービスです。

経験豊富な遺品整理士が在籍する業者では、故人の生活背景やご遺族の意向に配慮しながら、整理作業を進めていきます。

たとえば、写真・手紙・重要書類など思い出や資産に関わる品を見極め、残すべき遺品にも適切にアドバイスしてもらえるでしょう。

価値のある遺品は査定・買取に対応し、不用品には適切な処分を行ってくれます。

遺品の供養

故人の思いが込められた品々を、僧侶による読経や儀式を通じて丁重に供養し、適切に処分するサービスです。 

仏壇・位牌・神棚・遺影・人形・手紙など、単なる不用品とは異なり、捨てづらさや精神的な区切りが必要とされる品に適しています。

業者によっては提携寺院と連携した「合同供養」を実施しており、写真付きの供養証明書を発行してくれる場合もあります。

遺品の買取

遺品の中には、使用可能で価値のある品が含まれている場合もあります。 

遺品の買取サービスでは、ブランド品・貴金属・骨董品・時計・未使用の家電などを対象に、専門の査定士が査定・買取を行います。

たとえば、ブランドバッグや腕時計などは、高価買取につながるケースもあります。

「ハンディー」では、遺品整理とあわせて買取査定にも対応しており、見積もり時に査定額の提示が可能です。

特殊清掃

孤独死・事故死・事件現場などが発生した現場で行う専門的な清掃サービスです。

体液や腐敗臭の消臭、害虫の駆除、汚染された床や壁材の撤去作業など、通常のハウスクリーニングでは対応できない作業を含みます。

たとえば、孤独死から数日が経過した室内では体液が床材に浸透し、強烈な腐敗臭が発生するケースもあります。

そのため、オゾン脱臭機による強力な消臭や、汚染部位の解体・除去が必要です。

遺産相続のご相談

遺品整理業者の中には、司法書士・行政書士・税理士などと連携し、以下のような相続手続きをサポートしている場合もあります。

• 相続放棄の申述書類作成や家庭裁判所への提出サポート
• 相続登記（不動産の名義変更）
• 相続税の相談や申告のサポート

相続関連の手続きもワンストップで相談できる体制がある業者を選べば、遺族の精神的・実務的な負担軽減につながるでしょう。

空き家の解体サポート

遺品整理後、空き家のままでは老朽化による倒壊リスクや害虫・不法侵入の被害、近隣トラブルにつながる可能性もあります。 

遺品整理業者では、空き家の解体や土地の有効活用に関するサポートも行う場合もあります。

「ハンディー」では、空き家の解体や不動産売却の相談を受付けており、現地調査や必要な手続きをワンストップで進められます。

空き家の管理に悩む際は、包括的なサービスを提供する業者へ相談しておくと安心です。

まとめ｜神戸の遺品整理は費用・信頼性・サービス内容を比較して依頼しよう

神戸市で遺品整理業者を選ぶ際は、費用・信頼性・対応実績・サービス内容の比較が大切です。

とくに、見積もりの明確さや供養・買取・特殊清掃といった付加サービスの有無、口コミ評価なども判断基準になります。

地域密着型で高評価を得ている「ハンディー」では、遺品整理から供養・買取・解体サポートまで一括対応が可能です。

大切な遺品を安心して託すためにも信頼できる業者へ依頼し、納得のいく整理を進めましょう。

この記事の監修者

山吹健　Yamabuki Takeshi

株式会社舞子ホームサービス　代表取締役

プロフィール

2002年、現法人の礎となる個人事業を立ち上げ、不用品回収や遺品整理などのサービスをスタート。

2006年　株式会社舞子ホームサービス　設立